AviUtlの「選択範囲」について
AviUtlの本体側に”選択範囲”という概念があります。例えば、この選択範囲のみを動画として出力する場合に設定します。
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(1) AviUtl本体側で調整
AviUtlメイン画面の下を見て下さい。
画面下には青いバーが表示されていると思います。この青い部分が選択範囲になります。初期状態では全体が選択範囲になっていると思います。
ここでAviUtlメイン画面の右下にある[→|]ボタンを押してみて下さい。
すると現在フレームから後ろが、選択範囲から外れると思います。続いて、[|←]ボタンを使用して、動画の途中だけ”選択範囲”とします。この状態で、最終的に動画として出力(エンコード)すると、この選択範囲だけ動画として出力することができます。
なお、後ろ方向に伸ばすのは簡単で、拡張編集のレイヤー上でオブジェクトを後ろ方向にもっていけば、自動的に伸びてくれます。
選択範囲を戻したい場合には、編集→すべてのフレームを選択、を選べば全体が選択され直されます。(“選択範囲”はAviUtl本体側の機能ですが、拡張編集メインで動画を作成する場合にも、必要となる部分だったりします20。)
(2) 拡張編集側で調整
また、拡張編集のレイヤー上では、キーボードのSHIFTを押しながらドラッグしても、選択範囲を設定することが出来ます。拡張編集のレイヤー上では、選択範囲が水色でハイライトされて表示されます。