AviUtlの初心者講座

初心者の為のAviUtl初心者講座です。

AviUtlに読み込んだ動画の設定(再生位置・再生速度・ループ再生等)を変更する方法【設定ダイアログ】

   

5. 動画ファイル

動画ファイルを読み込みます。

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(1) 項目の説明

a. 再生位置

動画をどの位置から再生するか、フレームで指定します。最大値は、読み込んだ動画の総フレーム数になります。

また、ややイレギュラーな使用方法ですが、再生移動を直線移動させても、動画を再生することが出来ます。これを利用して、オブジェクトの長さを、読み込んだ動画の総時間より短くした場合に、再生位置を、例えば1→最大値まで直線移動させると、高速再生することも出来ます。
ちなみにオブジェクトの前部分をドラッグして短くした場合、それに応じて「再生位置」の数値も調整されています。

b. 再生速度

動画を再生する速度です。100で通常再生、200で2倍速…となります。ゼロでは静止画となり、マイナスでは逆再生となります。ただし、逆再生すると非常に重くなるので、逆再生したものを一つの動画素材として、いったん出力すること推奨です。
途中で再生速度を変更する場合は、中間点を追加し、移動の種類を選択します。このとき、たとえ直線移動を選んだとしも、変化の仕方は瞬間移動と同じになります。その中間点の区間の間は、同じ速度のままで再生され(設定ダイアログの左の数値)、次の区間に移った時に再生速度が急に変化します44。一時停止したい場合も同様で、中間点を追加し再生速度をゼロにすればOKです。

c. ループ再生

チェックすると、動画をループ再生させ続けることが出来ます。
ループさせる区間を指定したい場合には、「再生位置」の項目を直線移動にして、左の数値をループ開始フレーム、右の数値をループ終了フレームで指定すれば、動画の一部だけをループさせ続けることが出来ます。

d. アルファチャンネルを読み込む

アルファチャンネル(透過情報)付きの動画や画像45を読み込んだ際に、透過情報を有効にするときにチェックします。

(2) アルファチャンネル付き動画の出力

【ファイル→プラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力】
拡張編集でもアルファチャンネル付きの動画を出力することが出来ます。メイン画面のファイル→プラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力、を選択して47、AVIファイルとして出力すると、透過情報が付与されています。透明になる部分は、拡張編集上で空白の部分(黒く表示されている部分)です。自分で動画素材を作成する場合に、非常に役に立つ機能です。

(3) 連番出力

また同様に、メイン画面のファイル→プラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力、を選択して、ファイル名を入力する際に、拡張子をBMP(.bmp)と指定すると、連番出力も可能となります。
ただ、選択範囲の全てが1フレーム=1枚のBMP画像として出力されるので、不用意に選択するとデスクトップが画像で埋まってしまうことになります48。出力する前には、AviUtlメイン画面で選択範囲を短く指定しておくか、専用のフォルダを用意しておくこと推奨です。
また、出力されたBMPはアルファチャンネル(透過情報)付きのBMPです。PC環境にもよりますが、Windowsフォトギャラリーでは、透明部分が黒く表示される場合もあります49。そのままAviUtlに読み込むと、正常に透過部分が認識されるので問題ありません。気になる方は、GIMPなどの画像処理ソフトでいったん画像を開き、PNG形式で保存し直せば、透明部分が正常に表示されるようになると思います。

(4) 連番入力

動画ファイルオブジェクトの話に戻ります。
動画ファイルオブジェクトでは、連番画像を読み込むことが出来ます。連番入力するためには、あらかじめファイル名の末尾が連番になるようにし、画像サイズも揃えておく必要があります。また、専用のフォルダに分けておいた方が良いかもしれません。その後、レイヤー上で、空の動画ファイルオブジェクトを作成し、「参照ファイル」から連番画像を選択すればOKです。透明部分を含むPNG画像などの場合は、「アルファチャンネルを読み込む」にチェックする必要があります。また、連番入力では、1フレームで1枚が表示されるため、再生速度で必要な速さに調整する必要があります。
連番入力は、手描きアニメーション動画を作成する場合などに役立つかもしれません。また、複数のテクスチャ画像を連番入力し、高速で切り換えることにより、ノイズ表現にも役立ったりします。

(5) 留意点

動画を素材として読み込む際には、事前に容量や解像度を調整しておく方が望ましいです。基本的に、容量が大きい方が重くなりますが、動画の形式(拡張子)によっても変わります。MP4の場合は、比較的読み込みが遅くなるとのことです。ただしこれらはPC環境によって異なる可能性もあります。

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